【問題について】
あらゆるものが問題に見えるわたくしであるとき、わたくしにはあらゆるものが問題にしか見えないということを、頭に置いておこう。何も問題ない、という波動維持、その心地良さに浸ったら、わたくしの中のあらゆる問題は、問題であることを維持できず、帰結として溶け去っていく。問題があるから解決法も役に立つ。解決法が問題を発生させているとしたら、また、自分の思考が問題を生み出しているだけだとしたら、それはまさに本末転倒なのだ。思考を使うのであれば、問題が消え去らないとき、問題のどこが問題で、どこは問題でないのかを見極めるときだ。その区別は、問題の中を進むうちに、少しずつ見えてくる。問題はそれにつれ、少しずつわたくしの中で小さくなっていく。この過程で、問題が世界の中では逆に大きく深く感じることがあるが、それはわたくしが、問題により近寄ったからで、問題自体が大きくなったのではない。何も問題ないという波動を、そこでまた発動して、問題のない問題はどんどん溶かしていく。慣れた思考を続けたいためだけに問題を抱きつづけるわたくしよ、それを手放して、本当の安心と自由を手に入れなさい。

(2021.7.7)