【あのね】






【あのね】


2018.1.12
真奈美さん。
あのね、今日は、大学選手権の準決勝を観に、西が丘に行ってきたよ。今年、初観戦。
実はね、このHPの初期の頃、bbsにも来てくださっていたkissyさんが、先日ツイッターに2007年のオールスターのときのうちわの写真をアップしていらして。表裏にEASTとWESTの選手が全員載ってて、真奈美さんも載っていたから、HPの方のアカウントでもRTといいねさせてもらったの。そうしたら、後でこっそり「よかったらお譲りしますよ」って。。・・・!!! えええっ!!(驚喜) それで、今日の西が丘でお会いしましょうということになって(このうちわは、そのうち「私もた!」のコーナーにアップさせてもらおうと思っています)。
私の、今年初の女子サッカー観戦が決定。

対戦カードは、第1試合が神奈川大×大体大、第2試合が東洋大×早稲田大。
母校の応援にも行けるな、平日だし、混んでもいないだろうって思って。
大体大では、真奈美さんが湯郷にいた頃にチームで可愛がられていた、当時高校生の長町優里選手が出ていて、先制点の、トラップからいったん浮かしてのスーパーボレーシュート決めてたよ!(同じ会場にいたけせらさんが、2012年の美作での対新潟戦で松岡実希選手が決めたのと同じようなって言ってた。私もそのゴール覚えてた! 真奈美さんが3点目を決めて、真奈美さんの伝説のヒロインインタビューも流れた試合だよね) これを観られただけでよかったなぁと思った。ボールがないところでのおっとりした走り方も懐かしくて。
残念ながら大体大は負けてしまったけれど、3位決定戦でも頑張ってほしいな〜。
買ってきたおにぎりと唐揚げで食事して、第2試合を観はじめたんだけど、ハーフタイムが近くなった頃、急にお腹の上あたりがつらくなってきた。
西が丘のバックスタンドは、陽差しがよく当たっていて気持ちよかったし、周囲にそんなに人もいなかったのに。

考えてみたら、このつらさって、昔はいつも当たり前だったなぁってそのとき思った。女子サッカーに出会う前はもちろんのこと(もっと朝から晩までしんどかった)、女子サッカーと出会ってからも。
でもね、真奈美さんがピッチにいたから、そのプレーを観ていたかったから、私は耐えられた。
今日のピッチには、真奈美さんがいなかった。
2011年の秋から女子サッカーの遠征に行き出した頃、関東の試合でさえも、ずっとこのお腹の上あたりの、必要以上の緊張とも感じられるつらさを抱えたまま観戦してた。でも現地で会える皆さんと交流できるのが、何だかまた自分も社会生活に入れたようで嬉しかったし、真奈美さんの姿を観ることができたから。でも皆さんと別れて、いつもの同行者と二人になると、だいたいまったく無言状態になって、彼にただくっついて帰ってきて、何とか自宅までたどり着いていた。
それができなくなるくらい悪化した2014年、そして2015年も2016年もそのつらさは続いてた。仙台のユアスタでの出待ちでいつも心が死にかけていたことは(ユアスタでの試合の回数が多かっただけに)今もよく思い出せる。
でも、昨年、2017年は違ってた。ほとんど(自分の座っていた場所が、試合開始までにいつの間にか密集してきてつらいとき以外)つらさがない状態で観戦できていて。とうとうそのまま一年過ぎた。
だから、今日のつらさは久しぶりだったんだ。しかも、今日は、「よし、帰ろう」って決心できた。前はそんな決心なんかそもそもできないほどつらかったから、これはとても大きな前進だったと思う。試合終了までいたら、一人で帰れないくらい消耗してしまったかもしれない。
このまま家に帰ったら、もっと悪くなる、何かで回復をさせてから帰ろうって思って、都営三田線の新板橋からJR埼京線の板橋まで歩く途中にあった日高屋でとんこつラーメン食べて、最寄りの駅まで帰ってきて、さらに唐突に食べたくなったパフェを喫茶店で食べて、帰宅。
試合を途中放棄したのは記憶のかぎり初めてなので、自宅に戻って横になりながら泣いていて、女子サッカーのHPもどう更新したらいいか分からなくて。
自分の中での女子サッカーとの距離が、いろいろぐちゃぐちゃになっちゃったからだろうね。
別にそれは悪いことではなくて。

あれは準決勝に出場していたチームから推測するに2012年度(だから2012年の末から2013年の年初にかけて)だと思うんだけど、大学選手権の準決勝がやっぱり西が丘であって、当時、私はまだ女子サッカーの勉強中だったので(あの頃は、真奈美さんにいる世界のことをただ知りたかったの。面白かった)、せっかくそれほど遠くない会場だし行こうと思って、行ったのね。
母校が出ていたからでもあったんだけど、メインスタンドに行くのはちょっと気が引けて、バックスタンドで観てた。そうしたら、試合が始まる前に、すぐ近くに座っていたおじさんから話しかけられて。
「あの電光掲示板に書いてあるチームはなんて読むの? どこの地域の大学?」って。吉備国大のことだった。お答えして、「来年からはなでしこリーグにも上がってくる力のあるチームですよ」って伝えた。その方は、毎年、西が丘でのこの大学選手権は観に来ていらっしゃるんだって。そのときね、ああ、そういうふうに女子サッカーと付き合っている方もいるんだなぁって思ったの。そういうのも悪くないなって。
今の私も、少し女子サッカーから遠いところにいるから、余計にそう感じて思い出したのかな。

そう思う一方で、今日出た、AC長野パルセイロ・レディースの坂本理保選手の契約更新のコメント、最後の「ピッチとスタンドの垣根を越えて一緒に戦ってください!」っていう言葉を読んで、号泣してしまった。そういう気持ちで応援することがどんなに楽しいことか、昨年のUスタでよく分かったから。今年、もし真奈美さんが出場する試合を観に行けたら、そういう気持ちでいたいなと思う。
ただ私が女子サッカーのHPでやってる基本スタンスはきっと、それとは相容れないところにある。
それをどう私の中でバランスとっていくかも、ゆっくり、試しながら決めていければいいと思っています。
いや〜、それにしても久々にしんどかった。年末から、元日恒例のお墓参りと昨日病院に出かけた以外、ほとんど外出できていなかったから、心の体力も身体の体力も過信していたのかもしれない。準備が足りなかった。

ちなみに、このコーナーを「あのね」にしたのは、昨日始まった「anone」というドラマからとりました。とても素敵なドラマになりそうな予感。
私が真奈美さんにこうやって話すときに、「あのね」ってよく使っちゃうってこともあるんだけど笑。
電話じゃないから、もうなんだろ、伝わるとも前よりさらに思っていないけれど、真奈美さんに向かってしか言えないことがまだあるんだなって。
続くかは分からない。
私がこうするしかない理由も、いつか分かるのかな。