【たっすいがは、いかん!@高知】






【たっすいがは、いかん!@高知】
2017.9.4
一応、なでしこリーグ2017第13節についての遠征記です。



前節は、18年前になくなった父親の郷里、佐久での開催だった。
私は滞在中、運命的に期待していた自分の病気への決着をつけられず、それどころか史上最悪な妄想を父親から受け取り、沈没。
その前あたりから、自分のコントロールがうまくできず、史上最悪なことが続いていた。
それが結局、このHPにも波及する結果になってしまった。申し訳ないです。
それから1週間。
何をどうしたらいいのか分からないまま、高知へ出かけた。



高知の今回の会場である春野総合運動公園陸上競技場に来るのは、2013年4月に、湯郷Belleの応援で、対日テレ戦で来て以来だった。このときは日テレのホームだったが、今回はINACの主催だった。
その日テレ戦を、ベルは0-0で引き分け、だんだんと強さを身につけてきたことを感じさせる試合だった。
2013年当時、高知に行く飛行機はなぜかガラガラに空いていて、添乗員さんが暇だったのか話しかけてくれて、女子サッカーの観戦に行くと行ったら、降りるときにメモを書いたポストカードを渡してくれて、ベルが勝てますようにということと、高知でおいしいものが食べられるところとして、ひろめ市場というところを書いてくれていた。
空港からは、偶然一緒の飛行機だったベルサポのお一人が、会場まで岡山のベルサポの方の車で行くから乗っていけばと言ってくれて、一緒に乗せてもらって、ついでに途中で、龍馬の像があることで有名な桂浜にも寄ったんだっけ。懐かしい。
試合後、その日は泊まることにしていたので、ひろめ市場というところに行ってみて、土佐の食べ物として有名な鰹のたたきが、あまりにも美味しくて、それ以来、他のところで食べる気にならないほどだった。
それが、2013年の思い出。
まさか、また行くことになるとは笑。
以上が、前置き。



出発地の羽田空港には予定より早く着いた。
関係ないのだけど、幼い頃に家族のもらいもので、ベルンのミルフィーユを食べて、ものすごく好きになって、でもそれ以来、特に探すこともせずにいた。女子サッカーの遠征に出かけるようになって、空港に行く機会ができたら、空港の売店で、ベルンのミルフィーユに再会。感激して、それ以来、空港で時間があると売店を覗いて自分用に買ってしまう笑。

左がベルンのミルフィーユ。あとの2つは飛行機にて。飛行機では空が本当に青いときがありますよね。

高知空港(通称、高知龍馬空港)からは、JRの高知駅までバス。これが予定よりも1本早いのに乗れた。
乗ったとき、てっきり空港から駅まで直通なんだと思っていた。ところが、駅に近くなるところで、いくつか停車駅があることを車内のアナウンスで知り、スマホの地図で調べてみたら、ひろめ市場に近い北はりまや橋というところにも止まることが分かった。
この空港からのバスに1本早く乗れたことで30分くらい時間が稼げたのと、はりまや橋付近から会場に向かうバスに乗るまでに当初の予定の旅程だとバス停で40分くらい待ち時間があったので、これはもしかして、夜に寄ろうと思っていたひろめ市場に、昼に行けちゃうかもと思った。
中途半端な朝食兼昼食を羽田で搭乗前に食べただけだったので、ちょうどいいな。
バスの車内でそう決心して、北はりまや橋で下車。
ショッピングモールの中を歩いて。
それが途切れたところにひろめ市場があった。
なーつーかーしーいー!
入口はほぼ変わっていなかった。
前回来たときに、まったく意味が分からなくて衝撃的だった「たっすいがは、いかん!」というキリンビールの宣伝もそのまま。

バス停から曲がったところから始まっていたショッピングモール。右がひろめ市場入口。

ひろめ市場は、市場と名がついているけれど、たくさんの出店が入った飲み屋街と言っていい。出店以外の空間を縫うようにして、テーブルと椅子が置いてあって、勝手に座って、市場で買ったものなら飲み食いしていいようになっている。
入ってみて、以前に食べたお店もすぐに見つけられた。
とにかく、まずは鰹のたたき。いちばん小さいのを、飲物がほしかったので、ビールセットにしちゃって。
鰹のたたきというと、普通、ポン酢醤油で食べるが、ここでは塩がオススメの定番。
ということで、塩に。
ついでに、多分以前は食べなかった、ハランボという鰹の希少部位の焼いたやつも注文。
たたきを一口。
んー! これだ! この焼き加減だ! んまい!!
その場で焼いてますからね。出来たてだし。
ハランボも美味しかった〜。

右下が鰹のたたき。滅多なことでは食べ物を残さない私ですが、ニンニクスライスは、このあとの時間のためにだいぶ残しました笑。左下はお好みで鰹のたたきにつけて食べる柚子酢。左上がハランボ。鰹の腹の皮の部位のことだそうです。マジで美味かったですよ。

時間にもまだ余裕があったので、市場の中をぐるっと歩いたりして、迷子になったりして笑、ひろめ市場を出て、競技場に向かうバス停へ。
その途中でマンホールを3種もゲット笑。

左は鯨として、、中央のやつは、左上は高知城でしょうね。ひろめ市場から近いみたいでした。右は、鰹とかよさこいの道具、鳴子(なるこ)と言うそうです(初めて知った笑)。

バス停があるのは(さっきのバス停もそうだが)、とさでんという市電が通っている通りで。
予定の旅程では、高知駅から、このとさでんに数駅乗る予定でした。乗らずにすんじゃった。
でも写真は撮りました笑。

今回は乗らなかったとさでん〜。いろいろなラッピング列車が走っていました。

バス停で、私が長野のTシャツを着ていたせいでしょう、INACサポの老夫婦の方に話しかけられ、しばらく女子サッカーのお話などを。
ちょうど長野の選手の皆さんと同じホテルだったそうで、「荷物を預けに行ったら、長野の選手がちょうど散歩か何かから帰ってくるところでしたよ」と教えていただいた。

バスを待ってベンチに座っていたら、とことこ寄ってきた鳩。誰かここで餌をやるのかな、なんかとても慣れていました。何もなくてごめんね〜。

無事にバスに乗り込んで(この春野行きのバスに乗るために、時刻表とにらめっこして何度、旅程を脳内でシミュレーションしたか! 無事に乗れて本当にほっとした)。
そうしたら、走り出してから、後ろに乗っていた若いアジアの男性二人から話しかけられて「私、外国人で日本語あまりできない。このバスは桂浜に行きますか?」って。実は、私がバスに乗ってから発車するまでの間に、「このバスは桂浜には行かないので、桂浜に行きたい方は降りてください」って、運転手さんから何度もアナウンスがあって、降りた方もけっこういたので、驚いて、「行きませんよ」と言って、運転手さんに降ろしてあげてほしい旨を伝えて、ちょうど前に座っていた年輩の女性が地元の方だったようで、お二人が降りてから「すぐ桂浜に行くやつが来るから大丈夫よ」って仰って。「桂浜」って何度もアナウンスがあったから、確かに、それだけ聞くと、行くのか行かないのか判断がつきにくかったかもしれないですね。これを書いている今頃、心配してもしょうがないけど、無事に着いてるといいなぁ。やっぱり、桂浜に行きたい人は多いのね。



春野総合運動公園の中央にあるバス停で、予定通り下車。

降りたバス停の反対側に、帰りのバス停があったので確認に行ったら、ちゃんと帰りの臨時バスの予定がはられていました。車でない人間のことも考えてくださって本当に感謝です。

目の前にあった事務所でトイレを借りて、さて、競技場はどっちかな? 頭の中にある地図だと、、と思って、施設内の看板があったので見ていたら、横をバスが通り過ぎていきました。あら、ちらっと見えたのは長野の選手。バスが行くんだから、そっちかなと思って、坂を上がっていったら、どうも変。そこら辺にいた野球少年チームの監督らしき人に尋ねたら、あー、車じゃないならこっちじゃなくてって、丁寧に説明してくれた。
無事に到着、春野総合運動公園陸上競技場!
なんか、ラグビーの人たちがクリアファイル配ってました。そうそう、2019年のW杯が日本になったんでしたね。

ラグビーのW杯のための広告クリアファイル。高知での開催はないみたいですけど、神戸で試合があるみたいで、そのつながりで配布していたんですかね。




いつものようにメインスタンドの中央寄りの通路脇の座席を確保して、ぼんやりしていたら、INACのテーマ音楽ががんがんにかかっているのに気づく。
これねー、耳に残る笑。
でも、チームや試合を盛り上げようとするINACらしさを感じます。
ふと、今年やっぱりこの音楽ががんがんにかかっていたな、いつだっけ、と思ったら、リーグ第7節の神戸戦@ノエビアスタジアム神戸でした。このときはまだ中野さんは仙台にいて。この試合では、ハーフタイムからの出場。そして、それが結局、仙台での最後の出場になりました。
あれから。
いろいろなことがあったなぁ。
自分が今、またこうしてINACのテーマを聴いている、女子サッカーの、中野さんの出場する試合を観に来ているということが、何かとても不思議なような。油断すると大泣きしてしまいそうな。
よく、乗り越えてきたな。私にとっては、波は今も続いているのかもしれないが。

入場して着席してすぐの競技場。右は、今回のマッチスポンサー、サンプラザのゲート。選手入場口のところに。INACの赤って、熟れたトマトを連想していつも何か美味しそうだなぁって思っちゃうんですよね。私だけか笑。

そんなことを思いながらツイッター見ていたら、あ、湯郷の頃からのお知り合いが来てる!
INAC側に座っているようだな、帰りはお会いできないかもしれないから今、会いに行こう。
INAC側に行ってみると、その方やもう一方、見慣れた背中を含め、3人が、わーってグラウンドに向かって、手を振ってるのが見えた。その先には、中野さんが。中野さんも、わーって満面の笑顔で手を振り返している。それを見て、あー、よかったぁと思いました。そのお二人は中野さんが湯郷にいた頃にも、とても熱心に湯郷を応援をしてくださっていた方々なので(この日は、当時の湯郷のキャプテン福元美穂選手の応援でもある、ということでINAC側に)、中野さんは本当に嬉しくて心強かったに違いないと思って。
中野さんが引き上げていくのを待って、その方たちのところへ降りていって、少しお話しして。私もお二人に会えて、とてもほっとしました。

きれいなオーロラビジョンがアウェイ側ゴール裏の上に。対戦カードと、長野のスターティングメンバーのだけ上げておきます。

さて。席に戻ってだんだん試合開始が近づいてきたが、最初はスカスカだった座席が埋まってきて、私の周囲も(通路脇の後ろも通路の席にいたが)、どうやら地元の選手のご家族とそのお知り合いの方々で埋まってきた。
んー。これはちょっとしんどいかも。。久しぶりに来た人混みのしんどさに、ちょっと不安に。
ふと正面を見ると、バックスタンドにもちらほら人が座ってる。バックスタンドも開放してくれているんだな。よし。
もう選手入場の始まる頃、急いで移動。
バックスタンドからは試合中、沈んでいく夕日が見えて。

今日も、会場で夕日を見たよ。

試合に関しては、INACが動画を配信してくださっているので、いいですね。
私は、中野さんらしいプレーを、大事に心にしまいました。



試合後、やっぱりまだ前述の方々と少しでも長く一緒にいたくて、先ほどお会いしたときに、お一方が「出待ちするの待っててくれれば、駅かホテルまで送るよ」って言ってくださっていたので、臨時バスには乗らずに(せっかく出していただいたのに利用しなくてすみません)、一緒にいさせてもらった。
お二人と一緒にいらした方も、私のことをご存知だった。その方に、中野さんの湯郷の頃のお話などを少し聞かせていただいたりして。
さらに、皆さんの中野さんや福元選手の出待ちが終わるのを待って、車の中で少しだけお話しして、ホテルの近くまで送っていただいた。
うん、また頑張れる。
コンビニでちょっと甘いものと軽いお酒と、朝食を買って、ホテルにチェックイン。シャワーを浴びて、ちょっと作業してから休んだ。



よく眠れた。
前日もよく眠れていたので、体力にはそれほど不安はなかった。
ホテルは11時までいられるところだったけれど、朝食を食べて準備して、9:30頃にチェックアウト。

朝の高知駅前。こんなにきれいなうろこ雲を見たのは、今年初めてかも。右は、駅前に立っている銅像3体。左から武市半平太、坂本龍馬、中岡慎太郎。すみません、歴史疎いです。

高知駅まで行って、空港までのバスの切符を買って、そうしたら、ちょうどバスが出るところだった。乗り込む。
だいぶ早く空港、来ちゃったけど。
今朝ホテルで調べたときに、空港内に土佐料理を出してくれるお店があって、そこのランチが10:30に始まるというので、それまで待って、入店。
焼き鯖寿司も、久しぶりに食べた酒盗も(最近飲みに行かないからなぁ)、そして初めて飲んだ栗の焼酎も、とても美味しかった〜♪

左が高知の四万十川源流産の栗を使用した焼酎「ダバダ火振(ひぶり)」の水割りと鰹の酒盗(しゅとう)。酒盗というのは、魚の内臓を原料とする塩辛です。鰹がいちばん有名みたいですね。これも好物。今日はうずらの卵の黄身付き♪ 右が焼き鯖寿司。焼いたばかりの鯖で、熱々、分厚い身で、酢飯ともよく合って美味でした!

時間つぶしで空港をうろうろ。

いちばん左は、よさこいの大きな大きな鳴子。よさこいって高知が発祥なんですね。今や全国でやってるから知らなかった笑。そして空港にもありましたよ、「たっすいがは、いかん!」。それから、展望デッキに上がったら、アンパンマンの仲間たちが。街でもね、銅像をいくつも見かけたんですよね。調べたら、高知にもアンパンマンミュージアムがあるんだそうな。神戸でも街中の銅像とともにあったんですけど。現在、日本国内に6カ所あるらしいです。いちばん右は、今回の試合を地元テレビとして放送してくださった高知さんさんテレビの広告。放送ありがとうございます。高知出身の長野の國澤志乃選手のことも、重点的に放送してくれたかな?

搭乗前に、最後のダメ押しで、高知のすももを使ったアイスキャンディーを食べて(高知の果物を使ったアイスキャンディーが6種類くらいあった)、私なりに高知を満喫。

すももの他には、柚子とか苺とか苺ミルク、やまもも、小夏。

羽田空港からのリムジンバスに乗っている最中にちょっと体調を崩しかけたが、新宿を歩いていてたまたま見かけた京王デパートの「大北海道展」のポスターを見て、あ、ちょっとお腹が空いているのかもと思って、催事場まで上がって、北海道展を覗いて、ラムチョップの焼いたやつを買って、休憩用に置いてある席で食べて、ついでにロイズのチョコレートバーの3本入りも買って。これで何とか復活。

左がラムチョップ。羊肉は単に私の好物です。右が、1本になっちゃったロイズのチョコレートバー。大好き〜。

北海道展と言えば、中野さんが湯郷にいた頃に、お隣の津山のデパートで開かれた大北海道展に、中野さんが出身者としてゲスト?で登場、ファンの皆さんと試食をしながら店内を歩き回り、最後にファンサービスをするという、面白い企画が。
当時のちらしにも、中野さんが、北海道の野菜やなんかが入った大きなかごを持って、にっこり笑って写っている写真がありましたっけ。ネットに上がっていたデパートのチラシをスクショしましたが笑、後で現地の方からも、ちらしそのものをいただいたな〜! 多謝。
あ、スマホに写真、残っていた。

懐かしいな〜。2013年の10月です。

そんなことで、最後は、中野さんに(対象がもはや北海道まで広がってるが笑)そんなことで助けてもらって、無事に帰宅。
遠征をクリアしました。
今回の遠征で、何か、いろいろなこと、特に過去の自分を更新できた気がする。
私にとって、必要な旅でした。