【もしもし?】2017/12/16〜






【もしもし?】2017/12/16〜


2018.1.1
もしもし、真奈美さん?
ようやくたどりついた。真奈美さんの声を借りて、私を責める声が来てしまうのは一体なぜなのか。

朝日新聞2017年12月21日の「論壇時評」の記事を、母親が今頃読んで、見せてくれたの。今ここを担当しているのは歴史社会学者の小熊英二さん(まだ有名になる前、ミニコミで書いていた記事を読んでいたな。難しかったけど笑)。
タイトルは「なぜ苛立つのか 弱者への攻撃」。
「みんな、何に苛立っているのだろう。何をそんなに恐れているのだろう。」という言葉から始まる。
「侮蔑するネット投稿の『主旋律』は、『弱者利権』批判だという。ここでの『弱者』には、『生活保護』『沖縄』『LGBT』『障害者』『ベビーカー』なども含まれる。」
「なぜ彼らは苛立つのか。(中略)『弱者』や『少数派』より、自分たちこそ優遇されるべきだ。彼らはそうした認識に立ち、『その人たちなりの公正さ』を主張しているのだという。」
「ネットで過激な言辞をくりかえし発信している投稿者は約1%だ。」

私は、発病して、気づくと「弱者」に属する人間になっていた。けれどね、今まで何度か書いてきたように、弱者に対する私の中にある偏見が、私を自らおとしめ、苦しめてきた。そのからくりに気づいたとき、私はそれを乗り越えられると思った。
でも、まだその先があったの。
おそらく、この記事にあるような、弱者に対する苛立ちという社会の中にある構図を、私は、自分の中に内包している。私自身は、弱者の人たちに対して苛立ちをぶつけるようなことはない。でも、私を忌み嫌い、私を否定する真奈美さんの声は、私がそうやって、たとえ顕在化しなくても、内包している、もしくは私の中に内在している、社会からの弱者への苛立ちの声を拾って、私に投げかけているんだって気づいた。

「無力感と苛立ちを他者にぶつけても何も生まれない。逆にそれを制御する力を自覚することは、誰にとっても生きやすい社会を築く第一歩となる。新年は、そうした努力の始まりにしていきたい。」と記事は最後に締めくくられている。
私も、自分が内包しているこの構図を、その苛立ちの声を、自分で制御する力を自覚していかなくてはいけない。きっと、私が、自ら単なる「弱い者」としての弱者の立場になればなるほど、この苛立ちの声は高まってくる。それは、弱者である自分が必要以上に主張してしまうことを、そして一人分以上に肯定されることを、私が不安に思っていたり、恐れたりしているからなんだと思う。
弱者としての本当にあるべき立ち居振る舞いを、私は発病後18年経ったこの期に及んでも、まだ理解・把握していない。これを克服するには、自分が弱者に違いないとしても、「弱者」であることから自由にならないといけないの。そして、弱者である前に個人であるということを、もっと自覚しなければいけない。

どうしてその声が真奈美さんの声を借りるかというと、真奈美さんはね、きっと私にとって、いちばんの他者なの。
いちばん遠い、という意味でもあるし、同時に、いちばん、自分を託せる他者なんだと思う。
真奈美さんが本当にどう思っているかは別として、私の中にやってくる真奈美さんの私を責める声の妄想は、たまにやってくる第六感なんかとは違うんだってはっきり分かった。ここが、終着点。すべて、私の中にこだまする、私の中にある声だった。
妄想の悪い部分を、こういうふうに捉えることができたことに感謝してる。
そして、ごめんね。こんな形で真奈美さんを頼って。大事なことを教えてくれてありがとう。この声が、真奈美さんの声でよかったと思ってる。
私の中に内在するこれらの葛藤を、私は落ち着いて、穏やかな気持ちで、力を抜いて、溶かしていこうと思う。
明けまして、おめでとう。真奈美さんが、どこにいることになっても、今年もよろしくお願いいたします。


2017.12.22
もしもし、中野さん?
今夜、しいたけさんという占い師さんのInstagramでのライブがあって(VOGUE GIRL JAPANのアカウントで)。毎日3星座ずつやってて、今日は私が属する山羊座のもやったので聴いた。
そうしたらね、山羊座のキーワードとして「迷惑」ってのがあって、山羊座の人って、誰に対しても「迷惑をかけてはいけない」ってすごく強く思ってしまうらしい。それで、ついでに(しいたけさんが仰るには、同じく占い師の石井ゆかりさんが仰っていたことで)山羊座は「早とちり」の星座でもあって、その2つが合わさると、どんどん、相手に対して、迷惑なのではって気持ちが雪だるま式に膨らんで、結果的に、自分で関係を切ったり壊したりしてしまうらしい。
そこを治せって、しいたけさんは言ってた。
もう、今の私に関しては当たりすぎてて、可笑しくなっちゃった。
私、昔は今よりは少しは自分に自信があったから、そういう部分は、心で思うことはあっても、表にはあまり出さないで生きてこられていた。
でも、病気になってからは、人に迷惑をかけてはいけないっていう気持ちがとても強くなって、だからこそ絶対に薬を飲み忘れてはいけないと思ってきた。そして、具体的な相手として、中野さんに対してだけは、思い入れが強い分、ずーっと、私の存在は「迷惑なのでは」って思ってきた。それが、病気の妄想によって増幅されて、迷惑なんだっていう早とちりが超高速に膨らんで、もう関係が表に見えることすら申し訳なくて、それがこのHPを潜伏させることにした理由のうち、大部分を占めてる。
「迷惑じゃない」って言ってくれていた中野さんの言葉を、私は信じられなかった。本当に、ごめんなさい。
何度言っても信じない私を、中野さんが嫌になっても仕方がないと思う。
今でも私は、中野さんが迷惑に思っているっていう想像を振り切ることができないし、私がそう強力に思い込みつづけることで、それは本当のことになってしまったのかもしれない。
でも、この「迷惑なんじゃないか」という気持ちが、病気からとかではなく、星座についてのコメントに出てくるくらい、普通の人でも持っている感覚なんだと思ったら、修正していけるかもしれないと思った。もっと違う気持ちでカバーしていけるかもしれないって。中野さんに関しては、もう、遅いかもしれないけれど。
病気になってからの私は、本当に面倒くさい人間だね。
そして、迷惑かもしれないとこんなに強く思いながらも、ここまで来てしまったこと、私は本当に中野さんのこと、好きなんだなぁって、思いました。
今日、また少し、私はきっと前に進みました。
おやすみなさい。
がちゃ。


2017.12.20
もしもし、中野さん?
元気にしていますか?

中野さんを応援しはじめて2014年に病気が悪化したときからずっと、中野さんへの依存から脱しなきゃって思ってきた。
でも、なかなかうまくいかなくて、もがけばもがくほど依存度が高くなって、妄想もひどくなった。
今年は年間を通して近くに行くから、だからこそ自立した自分でいたいと思って、試行錯誤してたけど、結局、途中で中野さんの力を借りたい、一緒に進みたいと思ってしまった。あのFacebookページのようなことは二度としない。ごめんなさい。
このHPを潜伏させたのは、いろいろ理由があるけれど(あ、でも、中野さんの動向とは本質的には関係がないです。今後のことも何も知らないけれど)、中野さんからの自立も、大きな理由の一つだった。
それが、ようやく目に見える形になってきました。
このHPの下位ディレクトリだけれど、「女子サッカーがいつも見えるところに。」というHPを作ったの(あ、こっちはもうちゃんと検索にかかるよ)。
本気で自立しようと思った2015年12月(スパイクをいただく少し前だったな。今、考えたら、あれはお別れの記念だったの?)に「nadeshiko mini news」というブログタイプのサイトを始めていたけど、匿名でやってて、いまいち立場がはっきりさせられなくて、このHPとの両立も難しくて、今年は「今年は一年、応援している選手についていくので」と言って、ほっぽってあった。
それを、私のこれからのスタンスをよく考えて、改めて、中野さんとは離れた形で、自立したHPを始めることにしました。「nadeshiko mini news」のサイトは、HPと連動させて、長文を書くのの専用のブログとして活かすことにした。
中野さんのHPも潜伏状態で、このまま続けるけれど、メインの活動は新しく立てたHPになると思う。
やっと、本当に自立できたなって感じています。
もう心配ないよ。
がちゃ。


2017.12.16
もしもし、中野さん?
ページが長くなったので、区切って再出発。
話しかけるのやめようと思ったけれど、私が6年間追いつづけてきた、女子サッカーの世界にいる中野さんに向かってだからしか言えないことがあるから、続けてみる。

昨日はEAFF E-1選手権(中野さんが出場したときは東アジア選手権)の最終戦を2試合、観てきました。
なでしこジャパンの試合を現地で観るのは、2013年の国際親善試合対ナイジェリア戦以来です。このときの会場の混み具合はしんどかった。。←そこかい
第2試合に至ってもガラガラなメインスタンドで、表彰式のあとまでぼんやり座っていて、いろいろな意味でのなでしこジャパンの現在地を観ました。
日付が変わる頃、最寄り駅まで戻ってきて、夜中まで開いてるラーメン屋さんでラーメン食べながら。
それでも女子サッカーの世界が見えるところにいたいじゃない? と思いました。

今ね、[.que]というアーティストの曲を聴きながら書いています。
もう何年前かな、NHKの「日曜美術館」でかかった曲がとても気に入って、でもあの番組、BGMの曲名なんか出ないから、ダメ元でツイッターでそのことをつぶやいてみた。スマホの曲選別アプリの立ち上げが間に合ってたら分かったかもしれないのにって。そしたら、全然知らない方が、録画しているので聴けますよって言ってくださって、私が伝えたそのアプリを使って曲名とアーティストを教えてくださった。それが[.que]というアーティストの曲でした。その曲が入ったアルバムをiTunesで探したら見つかって、そのアルバムだけ大事に聞いてた。
特にそれ以上、何かを調べたりはせずに。それがふとあるとき、検索かけてみたら、少しの経歴と、ツイッターアカウントがあることが分かって、フォローしてみたんだよね。その頃、ちょうど[.que]は新たな境地に立ちはじめて、それまでは完全にインストゥルメンタルだったのが、声=歌詞入りの曲を発表することになって。ツイッターの印象から、少し、嫌な予感はしてた。
YouTubeで聴けるようになった代表曲の歌詞を聴いたら、私が[.que]の音楽に抱いていた、あるいは助けられてきたイメージと、歌詞の言葉の世界がまったく相容れないものだったんだ。ものすごくショックを受けて、少しの間、[.que]の曲を聴くのがつらくなって遠ざかってしまった。ああ、私は[.que]の音楽から、彼が考えていた世界とは全然違う解釈をしていたんだって思って。
それから程なく、彼は活動休止宣言をした。理由は興行的なことかもしれないし、よく分からない。
そして、最近、また活動を再開してる。
その間に、考えたんだ。私の好きな[.que]のイメージは、決して間違っていたわけじゃないんじゃないかって。歌詞のある曲を集めたアルバムと同時に出されたインストゥルメンタルのみのアルバムを聴きながら、私はやっぱり彼の音楽が好きだって思った。たとえ、彼が意識的に伝えたいことを私がその通り受け取っていなかったとしても。
言葉って、意味がありすぎるよね。言外の世界は、とても広い。それを分かって歌詞を書く人もいるけど、そうじゃない人もいる。経験を積んでいなかったらなおさらね。もちろん歌詞付きの曲を作るのは彼の自由だけれど、そんな狭いところにあなたの音楽は収まってないよって思った。
これからも多分、私は[.que]の音楽を聴いていくだろうと思う。私にとって大事な音楽を作ってくれた人だから。そして少しずつ積み上がっている彼の音楽的な濃度を楽しみにしたいから。合わない方に移動してったら、たまには離れたり、今まで作ってくれた曲を聴いたり、しながら。

[.que]のことをわざわざあなたに書いたのはね、言外の世界のことは、サッカーのプレーだって同じじゃないかと思ったから。
言葉によるコミュニケーションと意見のすりあわせ、頭脳的なプレー、言葉によるアピールはもちろん大事だけれど、強かったときのなでしこジャパンはそれを超えたところで決定的なプレーが成り立っていたような気がする。そして、私はその感覚が好きだった。
その感覚は、中野さんのプレーの中にもあるよ。だから私は多分、あなたが好きなんだと思う。もしかしたら、[.que]と同じで、中野さんが意識すらしてない、思いも寄ってないところかもしれないね。

前の「もしもし?」にも少し書いたけど、来年から年金が切られる可能性が高いことで、私は女子サッカーとの関わりを改めて考え直す時期に来た。
応援しはじめて数年経った頃から、自分で稼いでもいない私が、経済的にも余裕があるわけではない環境でサッカーを続けている女子サッカーの選手を応援するというのは、立場的にボタンを掛け違っているような意識にずっとさいなまれてきた。
でも、シーズンが始まるとやっぱり中野さんのプレーが観たくなって、そこからもらえるエネルギーは私が生きていくのに必要で、延長戦に次ぐ延長戦の状態でここまで来ました。病気による金銭感覚の喪失が、その部分をごまかしてもきた。延長戦のラストが、年間通じて中野さんの試合を観ることであり、その間に250試合出場という節目が当たったのは、何だか運命的だったな。
でも、いったん試合はここで終わり。試合の勝ち負け? そうね、、延長戦後のPK戦で多分勝ちましたよ笑。中野さんが長野に行ってくれたおかげで!
来年からは、遠征と呼べるようなことはできないし、中野さんにとって大事な試合も観られないかもしれないけれど、もっと地に足のついた、違う気持ちでこのHP、もしくは女子サッカーに関わる何らかの発信にも取り組もうと思っています。
この、体調の悪化による邪魔がないにもかかわらず現地での観戦がままならない機動力低下の状態で、私が女子サッカーを応援していけるのか、そのモチベーションを保てるのか、何ができるのかってことも、自分に試したい。全国には、そういう女子サッカーファンだって、まだたくさんいるはずだからね(願望)。
中野さんの情報の部分はこれまでのように継続して更新していくとしても、それ以外の設計図はまだ全然ないし、今度、自分が自分に勝てる勝算は、高く見積もって50%。でも中野さんの去就も分からない今の段階で、50%もあるなとも思ってる。

今日も渡し損ねたスタバのクリスマスブレンド飲んでるけど、マグカップが想定されたもの小さいせいなのか、かなり濃いように感じる。スタバのコーヒーってどれもこのくらい濃いのかね?←主にフラペチーノしか飲まないし、コーヒー党じゃないんでよく分からない。